木だからできる、
CLTだからできる。
さあ、建物の未来を創造しよう。
ABOUT CLT
CLTとはCross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。
CLTは、直交積層のため高い寸法安定性が得られることが特徴です。90~210mm程度の厚みが一般的で、断熱性に優れ、高い耐震性を確保することが出来ます(欧州では、幅:3m×長さ:16m程度のサイズで製造されています)。
MERIT
CLTのメリット
大規模建築の軽量化
コンクリートに比べて非常に軽い素材である木材。比重に対しての強度も鉄やコンクリートの数倍から数百倍と高いことも魅力です。中規模建築では地盤補強の負担軽減、大規模建築では床板や耐力壁などにCLTが採用されるケースがあります。
間取りの自由度の高さ
軽量さと強度を持つCLTは、薄い床や屋根の実現も可能なため、天井の高い開放的な空間づくりを行えます。柱や壁の位置を揃える必要がないため、階によっても間取りを変更できる点も魅力です。洗練された現代建築や日本の伝統的な住まいとも大変相性の良い工法です。
高い耐震性能
地震大国である日本では、特に意識される耐震性。剛性の高いCLTは耐震性に優れており、震度6強の地震を想定した実験においても、変形が少なく、地震後も使用可能という結果を出しています。
高い耐火性能
火災に弱いと思われがちな木材ですが、実は耐火性に優れています。鉄骨躯体は540℃を超えると急に倒壊する恐れがありますが、木は熱せられて表面が炭化すると、内部への酸素供給が抑えられ中心部が燃えにくくなるため、避難する時間を作ることが出来ます。
優れた断熱性能
木の熱伝導率はコンクリートの1/10、鉄の1/350と言われ、木材を使ったCLT建築も高い断熱性能を誇ります。建物の構造体部分から熱を逃さないため、冬は暖かく、夏は涼しい住まいを実現します。
SDGs社会への貢献
CLTは他の工法に比べ、約4倍以上国産材を使用しています。そのため、日本の健全な森林の造成や育成の観点でも貢献度の高い建材といえるのです。また、解体後の木材を再利用しやすく、環境にもやさしい素材です。
WORKS
施工事例
CASE 01
優しく美しい木質空間を作り出す
基本構造は木造軸組工法で床と屋根にCLYパネルを利用した、平屋建て木造建築物。筋交いを化粧にすることにより、正面に大開口を設けることを実現させた。
INFORMATION
- ■延床面積…987.00㎡(298.56坪)
- ■構造…木造軸組工法+CLTパネル
- ■使用CLT立米数…62.70㎡
- ■竣工年月…平成30年5月
住まう人々の交流がある
コア構造の考え方を木造建築に取り入れており、耐力壁を建物のコアとなるように配置、それ以外の部分は壁のない空間の確保を可能。そのため、1階の多目的ホールの間取りと大空間を実現した。
CASE 02
INFORMATION
- ■延床面積…1,597.76㎡(483.32坪)
- ■構造…LC-core構法
- ■竣工年月…令和1年6月
COMPANY
企業情報
会社名 | ネクストイノベーション株式会社 |
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